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トヨタホームとやま

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2010年 09月 23日

ホントに大丈夫か?

今日はJR駅から郊外の大型SCまでの路線を3往復。中高生がよく乗りました。

休日に乗る中高生は、その多くがバスの乗り方を知らないのです。
普段からバスに乗り慣れていない中高生ほど性質の悪いものはありません。

JRのターミナルで片っ端から「○○に行く?」と聞いて回り、何とか目当てのバスを見つけると、前から乗車しようとしてきます。※弊社のバスは後乗り・前降りです。

料金は市内均一区間を外れるので停留所ごとに料金が変わります。そのために整理券を取る必要があります。
もちろん奴ら(あえてこう呼ぶ)は整理券の存在を知りません。

で、車内で奴らはお菓子やジュースを飲む・食べる・散らかす、大声で騒ぐ、歩き回るなどと、公共空間でのマナーがまったくできていません。

いよいよ終点のSCに到着して、
奴ら:「いくら?」 
自分:「はぁ?」 
奴ら:「だから、いくらよ?」 
自分:「ここ(バス前部)に料金表があるので、そちらでご確認を・・・」 
奴ら:「えー、わからん」 
自分:「じゃあ、どこから乗ったの?(ココからタメ口)」 
奴ら:「えー、わからん」 
自分:「自分が乗ったバス停ぐらいわからんのか?それじゃ答えようがないわ。もう、いくらでもいいから適当に入れといて(キレ気味)」
奴ら:「わかった」(何がわかったのか?)
財布からおもむろに小銭を取り出すと、小銭を数えることなく本当に適当につかんで運賃箱に投げ入れました。
合計450円。当路線の最高運賃は400円です。

自分で調べることをしないんですね。本当にできないのか、聞いたほうが早いと思っているのか。

中高生も全員が善良なる乗客ではないことを体得しました。
自分が年をとったのか、奴らはゆとり世代だからと十把一絡げに見てしまいます。
また、一般論として思うのですが、今どきの世の中を生きる人々は途中のプロセスをすっ飛ばして最終の答えだけを求める傾向が以前よりも強くなったと思います。

by toyama_dtp | 2010-09-23 22:31 | バス運転士の仕事


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